2019年10月23日水曜日

[LIVE] すべての公衆便所に

 更新が止まっていたあいだのライブを、新曲とともに振り返りたい。


2019年8月30日(水) 学芸大学APIA40
1. おかえり
2. 誰かがカラーコーンを
3. 日の丸のなかを歩いていく(新曲)
4. おやすみ
5. ディズニーランドで
6. アメリカ
<アンコール>
7. ロミオはジュリエット

 普段マスターからライブの感想を言われることはほとんど無いが、8月のこのライブだけ珍しく次の日に「昨日良かったよ」と言われ、印象に残っている。いつも最後の曲の一つ前に歌っていた「おやすみ」の順番を早め、「ディズニーランドで」「アメリカ」と激しい曲をたたみかけたのが良い流れを生んだのかなと思った。おかげでアンコールで声が枯れてしまった。
 8月の新曲「日の丸のなかを歩いていく」は人種差別デモのことを歌った曲で、歌詞自体は昔からあったが、しっくりくるメロディがつけられず寝かせておいたもの。といっても今回やっとしっくりくるメロディがつけられたわけではなく、結局寝かせておいた状態からあまり変わっていない。しかし、これで完成! と一旦決めてしまうとあんまりだったメロディもだんだん気に入ってくるから不思議だ。


2019年9月26日(水) 学芸大学APIA40
1. 誰かがカラーコーンを
2. お前を逮捕する(新曲)
3. あの街
4. 日の丸のなかを歩いていく
5. ディズニーランドで
6. おかえり

 9月の新曲「お前を逮捕する」は久しぶりに政治的なトピックを扱わない曲で(逮捕する! と宣言しているのに)、自分自身新鮮な気持ちで作ることができた。Aメロ→Bメロ→Cメロ→Dメロと進んでいく反復のない構成も初めてで、その点も気に入っている。
 共演のマルゼンスキーさんは癖のある人だが、どこか憎めないところがあり、楽しく話ができて良かった。


2019年10月22日(火) 学芸大学APIA40
1. 誰かがカラーコーンを
2. ディズニーランドで
3. すべての公衆便所に(新曲)
4. お前を逮捕する
5. 日の丸のなかを歩いていく
6. アメリカ

 今年ずっとセットリストの中心に据えていた10分超えのバラッド「おやすみ」を9月から外しているが、そうするとなんだか歌い足りない気持ちにもなる。新曲が増えていく一方なので仕方がないのだが。ライブ自体は地味なミスもあったが(地味な、ミス、ですよね?)「社会性・怒り・ユーモア」を軸にビシッと決まったと思う。こういうなかに一曲ラブソングでもあればまた映えるのだろうが、それはまた次回以降の課題として。
 10月の新曲は「すべての公衆便所に」。作詞曲はしばらく迷走を続けたがライブ前日にアイデアが浮かび収まるところに収まった感あり。いつもライブ直前にならないと詞やメロディが降りてこないのは、最終日まで夏休みの宿題に手をつけなかった頃の呪いだろうか。「2020年夏、聖火リレーのコース沿いにあるすべての公衆便所に、爆弾が仕掛けられた――」。東京オリンピックをモチーフにしておきながら、渋谷から排除されたホームレスや、新国立競技場建設中に自死した新入社員の男性などに触れられなかったところは悔しいが、今年から来年にかけて絶対に歌っていきたい名曲が生まれたと自分では思っている。